サイボウズ青野社長とのトップ対談が実現~「働き方改革」について考える~
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働き方改革の象徴的企業であるサイボウズ株式会社の青野 慶久社長と、当社社長 韓 裕が、働き方と天職を考えるウェブマガジン「瓦版」にて働き方改革をテーマに対談を行いました。
マルハン躍進の背景からパチンコ業界の現在、働き方改革をスタートした経緯や経営者としての役割など,経営者同士ならではの苦悩をにじませる濃密な対談となりました。
▼対談全文はこちら
第1回:6月20日(水)配信 『事業の発展に、なぜ働き方改革が不可欠なのか』
第2回:6月27日(水)配信 『経営者か働き方改革導入を決断する「トリガー」とは』
第3回:7月04日(水)配信 『働き方改革の推進と経営者の立ち位置』
■いまマルハンが働き方改革に取り組む理由
韓
「労働力不足に向けただけの取り組みではない。働く人が元気で、輝いていることが何よりも大切。そうある事でお客様に良質なサービスが提供でき、その先にマルハンの経営理念である「人生にヨロコビを」が実現する。いま、サービス産業で働いている人の多くが疲弊していると感じる。マルハンでの働き方改革を通じて、サービス産業全体の活性化に寄与すること。それが私の命題だと捉えている」
■働き方改革へと舵をきるトリガーとは
青野
「2005年にサイボウズの離職率が28%になった。人がどんどん減って「会社が消滅するかもしれない」という恐怖を味わい、そこで『辞められるくらいならワガママを聞いたほうがいいんじゃないか』と切り替えた」
韓
「ダイバーシティや働き方改革に対する従業員の意識の変化は感じる。しかし昔の慣習でこれまで戦ってきた「モーレツ社員」達は今も、休むことに罪悪感を覚えたり、休んだところで何をすればいいのかわからず、変われずにいる」
■働き方改革におけるトップの立ち位置
青野
「制度はあっても使うのは勇気がいるものだ。そこで『率先垂範だ』と育休を取得し、毎日16時に子供のお迎えに行っていたら徐々に空気が変わっていった。「風土」によって少しずつ制度の利用が当たり前になっていった」
韓
「私の直下にダイバーシティ推進課を置き、会議の出席や、メッセージの発信、新しい取り組みへのチャレンジなど『会社としてやるんだ』という部分と、『現場の意志を尊重し見守る』部分のバランスが大事」